母たちの声
●みんなの子どもを5年後、10年後、20年後、この子達はどんな風に大きくなっているんだろうって共に楽しみに出来る、成長を共にに喜びあえる。自主保育で出会えた親子は私の人生の中で最高の宝物。
●一人目の子どもで、兄弟がいないので、毎日兄弟のように年上や年下の子たちと一緒に遊ぶことで、年上に叶わない悔しさや、 もっと年上の子に守ってもらう信頼感、また小さな子に優しくする経験が自然とできています。
●預け合いをしていく中で、自分の子、他人の子、 自分の母、他人の母、という垣根が無くなっていく。 自分の子だったらどう対応するか?の感覚で他人の子にも接するから、自然とそこに母子まで いかないまでも信頼関係が生まれていく。 自分の親以外に信じられる大人がいるということを知れる幼少期は、社会に育っていく彼らの大きな安心感になると思う。
●一緒に過ごす(見守る)からこそ、子供を信じられる。子供のことを理解できるから、ダメと言わずにいろんなことに挑戦させてあげられる。自分で考え、行動に責任を持ち、周りとバランスを取りながら過ごす事で彼らの自立もうながされている、確信があります。
●自分の意見を言えること、言っていいんだ、と思える環境で過ごせるのがすごく良いと思う。 その意見が通る、通らないは別として、「言っていい」「人と違う意見でも言っていい」と、思えるか思えないかって、これからの時代を生き抜く上で必要なスキルだと思う。
●公園などだと、周りに気を使い危ない事はすぐ止める、誰かとトラブルになる前に抑制する、とカナリ気を使って遊んでましたが、広い場所で信頼関係があるからこそ止めることなく見守って子供達がやりたい事を好きなだけやらせてあげられる環境はかなり少ないと思います。
●ママ友や子育て支援など困った時は相談したりする事は出来るけど、子供の事を理解して親身になって話を聞いてくれたり、話し合ったり、助け合える存在は現代社会ではなかなか出会えないと思います。子供も親も成長出来ました。
●叩きがちな子と叩かれがちな子という構図が 続いてしまって辛かったとき、母たちのミーティングで、全員の問題として深く考えてくれたことで、親子同士が気まずくなって離れるということもなく、問題が解決に向かうことが できました。今では仲良く遊ぶ様子も見ることができて、本当によかったと思っています。
●私が働けば経済的に余裕もできて、もっと広い家に住めると悩んだ時期もありましたが、いまの 幼児期に子どもとずっと一緒にいて、子どもたちのことをじっくり知ることができるのはプライスレス なのではと思って踏み切りました。結果的に、 自分の母親としての度量もぐっと大きくなった気がして、この先の子育てに、前より自信がもてたように思います。